おすすめのオフィス互換ソフトレビュー
私は自宅ではオフィス2003を使っているのだが、
2014年4月9日でマイクロソフトのサポートが終了してしまうという情報を耳に。
これまではoffice2007の互換パックを導入して凌いできたのだが、ついにこの時が来てしまったという感じ。
特にオフィス2003に不満も感じていないし、このまま使いつづけてもいいのだが、セキュリティ的に心配もある。
自宅のoffice2003で作成した資料を会社に持ち込み、"ウイルスに感染!!"
なんてことになったら非常にまずいので、最新版に買い換えることがリスクを抑えるうえで必須条件。
最新のマイクロソフトオフイスの最新バージョンは「オフィス2013」
"Office Personal 2013"に梱包されているソフトは
「Word」・「Excel」・「Outlook」。
"Office Home and Business 2013"に梱包されているソフトは
「Word」・「Excel」・「Outlook」・「PowerPoint」・「One Note」。
私はPowerPointを使うこともよくあるので、そうなると"Office Home and Business 2013"を買わなければならないようです。
定価 36,540円
Amazonで買っても27,018円
だいたい予想はしていたが相変わらず高いですな。・・・進んで買う気になれない。
なんか他にいいソフトはないものかと思い、マイクロソフト社製のofficeと互換性があり、
安価または無料のソフトがないか探してみた。
条件は
・ワード、エクセル、パワーポイントが使えること
・自宅では会社の資料が見れればよい。
・閲覧、編集しても表示が大きく崩れない
・マクロ、VBAは使えればベストだが、なくてもいい
①KINGSOFT Office(キングソフトオフィス)
②Apache OpenOffice
③LibreOffice
④Lotus Symphony
結論から言うと、私はしばらく「KINGSOFT Office」を使ってみることにした。
互換性の高さはもちろんなのだが、
決め手は「Microsoft Office2003形式のインターフェイス」も用意してあったこと
使い慣れた2003形式が使用できるのは地味にうれしい。
①KINGSOFT Office(キングソフトオフィス)
KINGSOFT Office(キングソフトオフィス)は、Microsoft Officeとの高い互換性を誇る総合オフィスパッケージ。 Microsoft Officeに近いメニューバーやツールバーの搭載により、マニュアル要らずの操作性を実現。保存形式は、.doc(ワード).xls(エクセル).ppt(パワーポイント)の拡張子も選択できます。 その他、Microsoft Office2003形式のインターフェイス使用できる点や、PDFにもファイル出力ができる点など何気に引かれる点が多い。
対応OS: Windows XP, Windows Vista(32bit/64bit), Windows 7(32bit/64bit), Windows 8(32bit/64bit)
使用可能な互換ソフト:
ライター(ワード)スプレッドシート(エクセル)
プレゼンテーション(パワーポイント)
※カッコ内はMicrosoft社製品名または機能
以下に紹介するソフトもすべて試したが、結局一番よい印象はこのソフトだったので
しばらくは「KINGSOFT Office」を使ってみることにしました。
体験版で30日間無料だし、使えないと思ったらアンインストールしてしまえばいいし。
初期インターフェースもMicrosoft2007以降の製品に近いので、特に違和感なく使えるでしょう。
初期インターフェースに慣れない方には「Microsoft Office2003形式のインターフェイス」も用意されています。
Office2003以前の製品(office2000、xp、2003)を使っていた方はこちらを選択することで、これまでと変わらすソフトを使うことができるでしょう。
気に入れば有料版を買いたいですね。有料の良い点はサポートがあること。
不具合があれば指摘できるし、アップデートで改善される可能性が高い。
無料の場合は、タダなので文句も言えないし、いつ製品がなくなってもおかしくない点。
KINGSOFTは有料版を買っても5000円前後。
マイクロソフトOffice2013の価格の約1/7ですから。これならまだ買う気になれる価格。
マクロ・VBAに対応しているってことでVBA対応版を購入しておきたいですね。
たまにExcel送ってくる取引先の人で、マクロやVBA使って数値計算させている人もいるので
自宅でもそのプログラムが動けば助かります。
PDF出力も標準装備されているので、AdobeAcrobatを買う必要もなくなったな。
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②Apache OpenOffice
「Apache OpenOffice」は統合オフィスパッケージ。無料で使用できます。
Microsoft Officeと高い互換性を持ち、ワードやエクセルなども読み書き可能。
作成したファイルはPDFファイルとしても保存可能になっています、XHTML形式で保存したりすることもできます。
操作方法は通常のマイクロソフトオフィスとほとんど変わりません。
北海道深川市、愛媛県四国中央市など、複数の団体で利用されているらしい。
日本語対応:○
対応OS:Windows XP, Windows Vista, Windows 7, Windows 8
使用可能な互換ソフト:
ライター(ワード)カルク(エクセル)
インプレス(パワーポイント)
ドロー(図形描画)
ベース(アクセス)
マス(マスエディタ)
※カッコ内はMicrosoft社製品名または機能
ワード・エクセルともほとんど問題なく表示できましたが、
ワード文書を開いたときに、多少のずれを確認しました。
③Apache OpenOffice
「LibreOffice」はApache OpenOfficeの派生統合オフィスパッケージ。無料で使用できます。
Apache OpenOffice と機能はほぼ同じで、マイクロソフトオフィスと高い互換性のあるソフトです。
福島県会津若松市が採用しているらしい。
日本語対応:○
対応OS:Windows XP, Windows Vista, Windows 7, Windows 8
使用可能な互換ソフト:
ライター(ワード)カルク(エクセル)
インプレス(パワーポイント)
ドロー(図形描画)
ベース(アクセス)
マス(マスエディタ)
※カッコ内はMicrosoft社製品名または機能
ワード・エクセルともほとんど問題なく表示できました。
④Lotus Symphony
IBM社の無料統合オフィス互換パッケージです。IBMの会員登録することで無料で使用できます
特徴はドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーションの各ソフトタブで切り替えで閲覧・編集が可能なところ
日本語対応:○
対応OS:Windows XP, Windows Vista, Windows 7, Windows 8, Mac OS X 10.4以降, Linux
使用可能な互換ソフト:
ドキュメント(ワード) スプレッドシート(エクセル) プレゼンテーション(パワーポイント) ※カッコ内はMicrosoft社製品名または機能製品は日本語に対応していますが、ダウンロードして使い始めるまでがわかりにくい。
しかも、ダウンロードに前にIBMのユーザー登録が必要。
この時点で導入をためらう。
タブ切り替え機能は便利。ソフトは非常に重い印象。私のマシンスペックが低いせいか・・・。